やはり、繁殖力が強い為、至る所に生息しておりました。
オオキンケイギクは北アメリカ原産で、キク科の多年生植物。
5~7月ごろにかけて、直径5~7センチほどの黄色い花を咲かせる。
高さは30~70センチ。
日本では、1880年代に観賞目的に導入したとされる。
5~7月ごろにかけて、直径5~7センチほどの黄色い花を咲かせる。
高さは30~70センチ。
日本では、1880年代に観賞目的に導入したとされる。
オオキンケイギクは、強靱でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されていました。
しかし、あまりに強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、栽培、譲渡、生きたままの運搬などが禁止されました。
【駆除の方法】
- オオキンケイギクは多年草のため、繁殖を防ぐには根から抜き取る必要があります。
- 広範囲に群生し抜き取りが難しい場合は、地上部を刈り取る方法がありますが、この場合、再び開花します。
- 刈り取りなどの時期によっては、種を拡散させるおそれがありますので駆除は花が咲く前か、花が咲いている間にお願いします。
- 刈り取り後は、2~3日天日に干すなどして枯らした後、種が拡散しないようにごみ袋に入れ燃えるごみとして処分してください。
外来種が侵入してしまうなど一度壊れた自然は、長い時間をかけないともとには戻りません。
「将来にどのような自然を残したいか」を考えて行動し、それぞれが責任を持って植物を管理し、私たちの地域の自然環境を守っていきましょう。
(運営委員 S.A)